まわりから羨ましがられるくらい仲がよい夫婦には、「けんかすることある?」って思わず聞いてしまう人もいるかもしれません。よい関係が続く夫婦は、言いたいことは言い合う時ももちろんあっても、夫婦ならではルールを持っています。夫婦の暮らしの中で、自分たちにぴったりのルールを見つけてきたと言えるでしょう。
■心地よく暮らすために“あえてしないこと”のルールとは?
お互いのストレスになることをなるべく軽減しながら、居心地のいい家で過ごしたいですよね。よい関係の夫婦は、家での過ごし方のほか、ふたりや家族との関係、仕事や趣味のことなど、どんなルールを持っているのでしょうか?
・夫婦共働きなので家事は分担しているのですが、「毎日自炊」にはしていません。たとえば忙しくて自炊が難しい日は、外食や出来合いのものにしたりすることも。
・お互いの時間の使い方はできるだけ尊重して、たとえば休日は夫婦必ず一緒の時間を過ごすとは考えていないんです。どんな予定があるかはお互いに共有していますが、ひとりになる時間も必要だと思うので。
・けんかになりそうになったら、一度深呼吸をして、思っていることを感情任せではなくゆっくりと丁寧に説明する。寝る前には話し合わないようにしていて、ストレスをためてしまわないように、なるべく休日の日中などに時間をとってふたりで話します。
・仕事から帰って来た夫がなんだかイライラしているなあと思ったら、あえて何も触れない。家でゆっくりできるように、食事や子どものことなど今日あったことをこちらから伝える程度に。
■ルールだからと我慢をしすぎてストレスをためない方法は?
もちろん、夫婦ふたりのことなのだから「ルールなので」といってかたくなになってしまっては、よい関係のためのルールも意味がありません。不満やもっとよい方法があると思えば、どんどん改善していくことでお互いのストレスも減るでしょう。
定期的に、何か最近気になることがあるか、不安に思っていることはあるか、我慢してお互い言えていないことはないか、を話せる時間を作ることが大切です。夫婦の形は家の数だけあると思って、それぞれの夫婦に合ったルールを考えてみてはいかがでしょうか?