思い出のブーケや装花をきれいに残す方法は?

ブーケ 花

ウエディングドレスをさらに華やかに彩ってくれるブーケ。結婚式会場や、ゲストをもてなす披露宴会場などを美しく飾る装花……。
 
こだわって選んだ花々やグリーンを楽しむのが結婚式当日だけなんてもったいない! “アフターブーケ”として残して新居に飾ったり、挿し木などで残して増やして育てたり。目的に応じた花や保存方法を選んでおけば、それに応じた一番いい状態で手元に残すことができるのです。その選択肢を見ていきましょう。
 
 

■デザインも重要なブーケは、そのまま残したい

 
まずブーケを残す方法として一般的なのが、押し花やドライフラワー、プリザーブドフラワーなど。
 
押し花で残すブーケの特徴は、平面で仕上がり場所をとらないことと、台紙やあしらいによってインテリアに合わせたアート作品のように仕上げることもできること! ブーケから取り出した花やグリーンを、実際のブーケを参考に配置するのが一般的なので、もちろん再現性もばっちり。色は時間の経過とともに少しずつ変化します。
 
ドライフラワーは、ブーケまるごとをそのままの形で残すことができますが、乾燥による色の変化が激しいのが特徴。
 
花の色がいちばん鮮やかに仕上がるのが、ブーケをプリザーブドフラワーで残すこと。その色は染料によるものですが、プロが生花の色をもとにきちんと再現してくれます。
 
そのほか生花の保存方法としては、約-30℃で凍らせ、瞬時に乾燥させるアイスラワーという技術もあり、一番自然に仕上がるのですが、保存期間が3か月~6か月と短いのが特徴です。
 
 
 

■ブーケや装花のグリーンを新居で育てよう

 
ブーケや装花に使われる花やグリーンにも、式後、挿し木で増やすことができるものがあります。思い入れのある花やグリーンだから、お世話にも力が入り、その成長はうれしいものです。
 
式後オアシスなどできちんと水をあげながら持ち帰り、水を張った花瓶や鉢に挿して根が出れば、成功です。それぞれの花やグリーンに応じたお世話をして育て上げましょう。
 
どう残したいかが決まったら、ブーケや装花の打ち合わせでもそれを伝えるとよいでしょう。またはすでに心に決めた花があるならば、それに応じた残し方を選ぶという選択肢もあります。
 
花のプロに気軽に相談して、心にも手元にも、ベストな状態で残るよう周到に準備したいですね。

 
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