仕事を続ける? 専業主婦? 後悔しないために知っておきたいこと

仕事 専業主婦

寿退社という言葉が一般的だった親世代とは違い、近年では結婚後も共働き、というカップルが増えています。一方で、専業主婦に憧れる声や、仕事と家庭の両立の大変さを耳にすることも。

専業主婦と共働き、どちらが幸せかは人それぞれ。自分は、彼は、どうなのか。結婚前、もしくは新婚のうちに一度きちんと考えておかないと、「こんなはずじゃなかった!」と後悔したり、彼から「話が違う」と言われてしまうかも。
 
 

■専業主婦向きの人とは?

結婚を機に仕事を辞めるなら、よほど旦那様が甘い人でない限り、それは「家のことは完ぺきに」というのが暗黙のルール。
もともとずぼらな人、義実家や近隣、夫の友人などとの付き合いを面倒に感じる人、自分のペースを乱されるのが苦手な人、家で一人で過ごす時間が苦痛な人には向かない可能性があるので、夫の嗜好や要望、ライフスタイルも確認しながら、ひとつひとつ向き合ってみて。

逆に、家を快適に整えておかないと落ち着かない、頼られてこまごま人の世話やフォローをするのが得意だし嫌いではない、などが当てはまる人は、専業主婦生活も違和感なく楽しめる可能性が高そうです。

きちんと家事などをこなし、“家のことは妻にお任せ”という状態を作れば、稼ぐ人である夫とも対等以上、むしろ主導権を握れます。「誰のおかげで飯が食えてる」なんて言われない手腕を発揮しながら、保険やマネー術を駆使して、働かない不安やデメリットをコントロールしましょう。
 
 

■共働き向きの人とは?

結婚後も今の仕事を続けるなら、自分の役割がひとつ増えることと、もし一人暮らしだとしても、今までとは比べ物にならないほど“家でやるべきこと”が増えると覚悟しておくべき。

恋人とはいえ、他人同士が一緒に暮らすのは大変なのに、同居や同棲と同じ大変さに加え、“妻(嫁)”という役割を割り振られ、それをまっとうする必要があります。

基本的には今までの生活や仕事のやるべきことは変わらずに、それらのタスクが追加されるのですから最初は大変! でも少なくとも夫には「仕事があるから」、義実家には「両立が大変で」と理解を仰ぐことは可能。
それが許される背景とも言える、金銭的なアドバンテージが最たるメリット。節約より稼ぐほうが早い、仕事が好き、休日はついダラダラ過ごしてしまう、などが当てはまる人は共働き向きかも。
 
 

■パートなどに転職すれば“いいとこどり”できる?

結婚を機にパートなどで働き始めるという選択肢もありますが、責任や労働時間が減る分収入は半減し、慣れない環境で働くことになることは理解して検討しましょう。

万が一にも先々結局フルタイムで働くことになったのに、福利厚生も退職金もなく、待遇も悪いという状況に陥ることのないよう、しっかりとマネープランを検討し、保険などのセーフティネットも考慮に入れるとよいでしょう。

 

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