ソニー生命保険株式会社がインターネットリサーチで行った「47都道府県別 生活意識調査2015」で、群馬県が「夫がよく家事に参加している都道府県」の、なんと1位に! その理由と実態とは?
※2015年11月9日~11月16日、全国の20歳~59歳の男女に対して実施。有効サンプル数2350(ソニー生命調べ)
■誤解されがち? 「かかあ天下」って……
群馬県民ならだれでも、「かかあ天下って、群馬の女性は気が強いの?」なんて聞かれたことがあるのではないでしょうか。その答えはご存じのとおり(?)、県内で古くから発達していた養蚕や絹織物産業の仕事から農作業まで、とにかく働き者だった女性たちを夫らが「うちのかかあは天下一だ」と自慢しあったことに由来しています。
そんな彼女らのDNAを引き継ぐ群馬の女性は、今もやはり働き者! 専業主婦か兼業主婦かを問わず、よく働く妻をリスペクトし、仕事も家事も協力しあう文化が、現代の群馬男性にも脈々と受け継がれているのではないでしょうか。
■専業主婦家庭でも“家事メン”が活躍!
では現代の夫婦の姿は? 専業主婦家庭でも「××は私より得意なあなたにお任せ!」と、おだてて任せて分担してもらっている姿をよく見ます。よく働く妻から「重いものだけは……」「高いところには手が届かなくて……」なんて頼られたり、「××(子供やペット)は、あなたからだとおいしそうによく食べるのね!」なんて褒められて、「そうか?」と笑顔でつい引き受けてくれているのも、「我が家の大黒柱は俺だ」ということがプライドではなかった時代を経験してきた群馬男性ならでは、なのかもしれませんね。
■共働き家庭なら、なお心強い!?
群馬の男性は基本的に、外で働き活躍する妻を“天下一だ”と素直に言える気質の持ち主。もちろん個人差はありますが、既婚の群馬男性を見ていると、総じて妻の仕事の都合への理解があり、キャリアアップに嫉妬することなく支えてくれる男性が多いと感じます!
そう考えると、群馬の夫は生粋の(?)家事メン! 女性としては今後結婚をしても、夫婦で協力しあって家庭を運営していけそうで心強いですね。