毎日必ず訪れる“睡眠時間”。
美容と健康のために「快眠」は不可欠ですので、睡眠時間の確保や、睡眠の質の向上に努めているという人は多いはず。就寝前には蛍光灯やパソコンなどの強い光を避けたり、入浴やストレッチ、アロマなどの入眠儀式を習慣にしたり、または寝心地や機能性を高めた高級マットレスや枕に奮発したりと、さまざまに快眠のための工夫をしているのでは?
結婚による寝室環境の変化は、睡眠にも大きく影響します。
快眠確保策のひとつとして重要なのが、寝具のサイズ。「一人で寝るからシングル」「夫婦二人だからダブル」「寝室が狭いから二人だけどセミダブル」など、サイズ表示から受けるイメージや、寝室の広さ、置きたい家具とのバランスを基準に、使用するベッドのサイズを決めていませんか?
■快眠に必要な寝具の幅は一人あたり約85cm
成人の肩幅は平均約50~60cm、快眠のためには一人+約30cm確保できると望ましいと言われています。
快眠のためには成人だと、女性や寝相の良い男性ならシングルベッド(幅約100cm)、寝相の悪い人、横向きで寝る習慣がある人ならセミダブルベッド(幅約120cm)を一人で使用するのが理想的なのだとか。
■夫婦二人が快眠するにはクイーンサイズのベッドがベスト
では、夫婦二人でひとつのベッドに寝る場合はどうでしょう。二人分の肩幅を、平均値の中間をとって約110cmとした場合、一人あたり+約30cmを確保すると、快眠には幅約170cm以上のサイズのベッドがベストと言えます。
これは、セミダブルベッドはもちろん、ダブルベッド(幅約140cm)でも、ワイドダブルベッド(幅約155cm)でも狭く、幅約170cmのクイーンサイズのベッドが適切ということに!
夫婦二人の寝室には、クイーンサイズベッドを一台、またはシングルベッドを二台並べるのが快眠の秘訣と言えそう。
快眠に必要なベッドのサイズ、結婚後の新居選びの際に参考にしてくださいね!