夫を「家事夫」にするには? ~「褒・願・礼」の三原則

夫婦の家事分担

■できれば家事はしたくない!? 夫の本音

最近「家事メン」「イクメン」なる夫が増えているようです。しかし、実際は「結婚してもなるべく今までの生活スタイルは変えたくない」「家事全般は奥さんにしてほしい」という本音の方が多いよう。

 

確かに、妻の方が結婚・出産・育児でライフスタイルを変えることに戸惑いつつも、受け入れて順応する能力が高い。夫の「育休」はいまだにかなり珍しいことだし、ましてや男性の「寿退社」なんて聞いたことないですね(笑)。

でも、結婚して家事も育児もすべて妻の仕事! なんて、言葉は悪いですが割に合いませんよね。共働きであれば、なおさら。

 

では、どうすれば結婚後に、夫も快く進んで家事をしてくれるようになるのか。そんな方法はあるの!?

はい、あるんです。

 

■とにかく夫を褒めて褒めまくれ!

褒められれば誰だって嬉しいですよね。一般的に、男性は「女性(という弱い生き物)には見下されたくない、褒められたい! 敬われたい!」というプライドが強いそうです。

 

夫が、ちょこっと家事をやってくれたとき、こんな風に褒めてみてはいかがでしょうか。

「お風呂ピカピカ! 私がやるより断然キレイ! 力加減がいいんだね」→よし、風呂掃除は俺がやる!

「この料理めちゃ美味しい! また食べたい!」→週2日くらいは僕が料理しよう。

「パパがあやすと(子どもが)すぐ泣き止むし、抱っこされると嬉しそう!」→子どもの面倒を少しは見よう

 

こんな感じで褒めて、夫がノッてくれれば、めっけもの。そのうち褒めなくても、夫の中で家事がルーティーンになっていくでしょう。

 

■思わず家事を手伝っちゃう! お願いの仕方

「褒める」と似た手法ですが、できればやりたくないことをどんな風にお願いされたら思わず手伝ってしまいたくなるか、想像してみてください。

たとえば
「確か、チャーハン得意だったよね。食べたいなぁ」
「あー、洗濯物たたむの忘れちゃった。お願いしてもいい? 助かります!」
「ちょっと体調が悪いから、食器洗ってくれるとすごく嬉しい」

なるほど、体調悪い作戦(!)もありですね。仕方ないなぁ~なんてつぶやきつつも、夫は「妻の役に立てれば、家事のひとつやふたつ」という気持ちになれそうではありませんか?

 

男のプライドのひとつに「自分という男は女を幸せにしてやれるカッコイイ男だ」というものがあるそうです。夫のプライドを上手に刺激しながらお願いすることが、ポイントなのかも。

 

■お礼は忘れない、文句は言わない

夫が家事をやってくれたら、一言「ありがとう」を忘れずに言いたいですね。夫のプライドに、いい刺激を与え、さらにやってくれる家事がひとつ増える、なんて嬉しいオマケもついてくるかも!?

 

そしてもうひとつ。夫の家事のやり方や、出来ばえに多少不満があっても、それは口に出さない。

「なにこれ!?」「時間かけ過ぎ!」なんて言われた日にゃ、夫はプライドをぐっさり傷つけられ、二度と家事をやってくれなくなる可能性も!

「夫を褒める、夫にお願いする・お礼を言う、どれも面倒くさいなあ……」いやいや、そんなことおっしゃらずぜひ実践してみてください。

 

 

確かに最初は面倒かもしれないですが、長い夫婦生活は、結婚したての最初が肝心、お互い気持ちよく過ごすためだと思えばこそです! 結婚して日が浅い新婚のうちこそ、夫を「家事夫」にするチャンス期間なのかも。

 

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