前回の記事で紹介した教会のプロフェッショナルである『チャーチコーディネーター』。
今回は、マリエール太田のチャーチコーディネーター・正田さんを特集取材してきました!
前編では、チャーチコーディネーターの正田さんがいつも感動するシーン、教会式の演出などを教えていただきます!
編集部:今までチャーチコーディネーターとしてたくさんの挙式を見守ってきたと思いますが、何度見ても感動するシーンはどんなシーンですか?
正田さん:新婦様のお母様がベールを下ろす「ベールダウン」のシーンや、新婦様のお父様から新郎様への「バトンタッチ」のシーンは何度見ても感動しますね。
ベールダウンのときにお母様が新婦様に一言かけている姿を拝見すると、一緒に泣いてしまいそうになります。
編集部:確かに、目の前で感動のシーンを見たら思わず泣いてしまいそうですよね。
正田さん:そうなんです。バージンロードを一歩一歩ゆっくり歩いていく姿と、入場に合わせた聖歌隊の歌声や照明が重なって本当に素敵な瞬間なので、毎回泣いてしまいそうになります。
編集部:ぐっとこらえるのが大変ですね。
毎回感動されていると思いますが、特に印象に残っている変わった挙式などはありますか?
正田さん:そうですね、先日挙式の本番前に新郎様のお姉様方がお父様と一緒に、バージンロードを歩いた挙式がありました。二人のお姉様は結婚されているのですが、神前式だったのでお父様とバージンロードを歩いていなかったそうです。
そこで、新郎様から「本番さながらの演出の中、お姉様とお父様でバージンロードを歩いてもらいたい」というご要望がありました。素敵なサプライズだと思い、もちろんお手伝いさせていただきました。
お二人のお姉様もお父様も感動されていて、私も本当に感動しました。
編集部:お父様の感動も3倍ですね!サプライズをプレゼントした新郎様も喜んでもらえて嬉しかったでしょうね。
以前、今泉さんから教会での「フェザーシャワー」の演出を教えていただいたのですが、他にも教会ならではの演出はありますか?
正田さん:はい!「ゴスペル演出」というものがあります。退場のシーンで聖歌隊の人数が増えて、ゲストも一体となって拍手をしながら楽しい雰囲気で退場ができます。通常の退場や、フェザーシャワーの演出ともまた違う退場の雰囲気になります。
編集部:フェザーシャワーが「感動」で、ゴスペルが「楽しい」といったイメージですね!一般的な退場と合わせると3パターンもあるなんて、退場一つでも様々なパターンがあるのですね。入場も種類があるのですか?
正田さん:入場は、親御様から新婦様へティアラをつけてあげる「シンデレラストーリー」というマリエール太田オリジナルの演出があります。
そのあとお母様にベールダウンをしていただき入場となります。ベールダウンはほとんどの方がされますね。
編集部:「シンデレラストーリー」。素敵なオリジナル演出があるのですね。
正田さん:他にも、親族の中に小さなお子様がいる場合は「リングボーイ」や「フラワーガール」をしてもらうお二人もいます。友人ゲストなどが「ブライズメイド」を務める挙式では、リングボーイやフラワーガールのような役割をしていただいたり、新郎新婦様の横で署名や指輪交換のお手伝いをしていただいたりします。
編集部:ブライズメイドは同じ色のドレスを着ている友人の方々ですよね?海外挙式のような雰囲気で素敵ですね!「リングボーイ」や「フラワーガール」は基本的には小さなお子様ということですが、しっかり届けられるのですか?
正田さん:2歳くらいのお子様ですと、暗い中を歩くので止まってしまったりもします。そのときは「こっちだよ〜!」というように必死に誘導させていただきます(笑)
編集部:そうなのですね!大変そうですけど楽しそうですし、とっても可愛いでしょうね♪
ちなみに正田さんご自身が結婚するときにやりたいと思っている演出は何かありますか?
正田さん:そうですね、「ベストフレンド」という役割があって、結婚の証人として署名をしてもらったりするのですが、それはこの子にお願いしたい!というのは決まっていますね。
編集部:証人となってくれる「ベストフレンド」素敵ですね!挙式をお手伝いしているからこそ色々と夢も膨らんでしまいますよね♪
素敵なお話をありがとうございます!
(後編)へつづく…
インタビューをしてみて、教会式の素晴らしさや大切さがたくさん伝わってきました。
また、正田さんの優しい雰囲気が、挙式で緊張されるであろう新郎新婦様の気持ちも和やかにしてくれるのではないのかなと感じました。
今回はここまで…ぜひ次回もご覧くださいね☆