新婚時期は、家事に仕事に、将来は子育ても含めて“よい奥さん”になろうとつい全方向にがんばってしまいがち。新しい生活のワクワクは思う存分に楽しみつつ、もし疲れや不安が出てきた時には、夫婦で協力も必要です。
■結婚後に女性が持つ悩みには、どんなことがある?
結婚してから、女性が持つ悩みにはどんなことがあるのか、専業主婦や共働きの方に聞いてみました。専業主婦からは、「夫婦で居心地のいい家にと家事を頑張っているけれど、家事だけで1日が過ぎてしまい……。もう少し自分の時間もほしい」という声が。共働きの女性は「仕事との両立が思ったよりも大変で、いつも家事を溜め込んでしまう」という悩みが挙がりました。
「夫婦生活を始めてから、夫の浪費癖を知った」という悩みや、「姑が思ったよりも夫婦の生活に意見をしてくる」など、自身の努力だけではなかなか解決しない悩みも挙がってきました。結婚前に相手の生活態度などがよく見えるため、最近では同棲をするカップルも多く見られます。結婚前から相手の両親ともコミュニケーションを取ることで関係性が良好になるメリットがありますね。
■ひとりで悩みを抱え込まずに、夫婦や友人・家族で相談し合う。
何よりも、自分ひとりで悩みを解決しようとせずに、まずは夫婦で話し合う時間を設けることが大切です。少しでも悩みが出てきたら、夫婦で共有しておくことで、小さな芽のうちに摘んでおきましょう。不満を溜め込み、いきなり爆発してしまっては、相手も驚くだけでなく、なぜそれまで伝えてくれなかったのか、と不信感につながってしまうからです。
夫婦で解決できない悩みは、友人や両親に相談してアドバイスをもらえば、ストレスの解消にもつながり、夫婦だけでは見つけられなかったアイディアが出る可能性も。また、DVやモラルハラスメントなどが結婚後に発覚する深刻な悩みのケースは、より早急に勇気を持って周囲に相談すべきです。
■家族の数だけ“夫婦の形”があることを忘れないで。
そもそも、“よい奥さん”のイメージは、自分自身が考えているだけだとあまり重く考えないようにすること。「あの家の奥さんは」「私が若い頃は」など、他人の比べて、両親からチクチク言われることもあるかもしれませんが、自分の家庭はひとつだけです。楽しみも悩みも、夫婦でよく話をする機会を設けながら、何より自分が心地よくいられる“奥さん”を目指しましょう。
家庭は夫婦で作っていくものですから、“完璧”に縛られずに、ふたりらしい家庭を築いていきたいものですね。
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