■ 結婚することになり、いざ両親に挨拶!
群馬の方言、温かみのあるとてもいいものですが、結婚の挨拶となるとやはり丁寧な言葉づかいで誠意を伝えたいものです。
最近では「ご両親に挨拶」として顔をあわせるということ自体が昔よりもフランクなものになりつつあります。距離を縮めたいというのもあるとは思いますが、ご挨拶ですのでしっかりとした言葉遣いでお話できるようにしましょう。
せっかくご挨拶に行くのならば、いい印象を!
ついつい使ってしまいがちな普段使いの言葉と、丁寧な言葉をご紹介します。
■何気なく使っていませんか? 正しい言葉づかいを覚えましょう!
<群馬弁>
・「なから」 → 「とても」
・「ちったー」 → 「少しは」
・「くれる」 → 「あげる」
・「ぼっと」 → 「わざとではなく」
<標準語>
・「わたし的には」 → 「わたくしは」
・「実家は群馬の方になります」 → 「実家は群馬です」
・「すごい美味しいですね」 → 「すごく美味しいですね」
・「辛いものは食べれないんです」 → 「辛いものは食べられないんです」
・「ゴルフとかしますか?」 → 「ゴルフはなさいますか?」
・「住まいは高崎になります」 → 「住まいは高崎です」
・「◯◯さんより3コ下の22歳です」 → 「◯◯さんより3歳下の22歳です」
左側の間違った言葉づかい。どれもなんとなく使ってしまいそうな言葉づかいですが正しいのは右側の言葉づかいです。
打ち解け合うことも大切ですが、第一印象はしっかりとした印象を目指して間違いはないので、正しい言葉づかいを習得しておきましょう。
■ 若者用語は封印!!
普段の話し言葉で使っている方も多いと思いますが、「逆に〜」や「普通においしい」など失礼になりますので、避けましょう。
また、とくに若い方が使いがちですが、「ヤバイ」も失礼です。
普段使っていない方はいいですが、普段これらの言葉を使っている方は意識をしていないと油断したときにふと出てしまうので要注意です。
■ 当日になって焦らないために予習が大切です
わかっているつもりでもその場面になるとなかなか出てこないものです。
挨拶に行く前にしっかりと言葉づかいを予習してからいきましょう。
覚えたことは結婚後に訪れるときにも役に立ちますので、覚えて損はないですね。
また、事前に親の性格を聞いておきどのように話すのがベストかをお互いに相談しておくのもいいです。
ポイントは自己紹介をしてから本題まで間が空いてしまうと話を切り出しにくくなってしまうので、自己紹介がおわった後すぐか、少し話をしたらタイミングを見て切り出しましょう。
いろいろ書きましたが、体験談などを聞くと一番大事なのは「気持ち」です。
誠意と気持ちをしっかり伝え、気持ちのよい挨拶をしましょう!