パーフェクト・ヒューマンに学ぶ、“孤独”から妻を救うには?

「結婚」とは、夫婦になること。

それは、新しい家族のはじまりでもあります。夫婦だけで老後まで過ごすカップルもいますが、「愛の結晶」である子どもを望むカップルも多いもの。1人、2人と子どもが増え、新しい家族は形を変えて育まれていきます。

 

■夫は仕事を頑張り、妻は家事・育児を担当していればいいのか!?

共働き夫婦が増えてきた現代でも、「夫=仕事」「妻=家事・育児」という考え方がまだまだ根強く残っている日本。

なんとなく、『子どもは母親がみるべき』といった世間の目はありませんか?

そして、本人たちも
夫「家族のために、頑張って働くぞ!」
妻「外で頑張っている夫のために、家と子どものことは私がやらなきゃ!」
と頑張っているご夫婦もたくさんいます。

お互いを思いやる心、素晴らしいですね。

ただ、その役割分担は本当に自分たちのライフスタイルや気持ちに合っていますか?

 

<オリラジ中田さんの話>

お笑いコンビ「オリエンタル・ラジオ」の中田敦彦さんのこんなインタビュー記事がありました。中田さんは、家族思いでイクメンとしても知られています。

職業柄、収入の不安定な中田さん、以前は仕事をバリバリとこなし、10年間ほとんど休みなしで過ごしてきたそうです。家族ができてからも「家族のために」働き続けていましたが、ある日、奥さんからのSOSをキャッチします。

子どもの成長も順調、まわりとの関係も良好、何も問題のないように見えた奥さんは、中田さん不在の中で、ひとり“孤独”を感じていたのです。

それに気づいた中田さんは、休みをとれるよう仕事の仕方を変更し、一緒に過ごすことで奥さんの様子も戻ったとのこと。「PERFECT HUMAN(パーフェクトヒューマン)」と呼ばれる中田さんでも、奥さんがSOSを発信するまでは、その“孤独”に気づけなかったんですね。

 

■それは本当に相手が求めていることですか?

結婚とは、他人と家族になること。

円満にやっていくためには、お互いに対する思いやりや、ある程度の妥協も必要です。それは本当に相手が求めているものなのか?

お互いが求めているものを、キチンと理解しようとすることが、結婚生活を長続きさせる秘訣ではないでしょうか。