結婚式の写真は一生残るもの。結婚式の1日を思い出すために必ず手に取るのが写真ですので、満足に仕上げたいですよね。
同じ結婚式でも、撮り方やカメラマンの違いでまったく違う雰囲気に残るのが写真の難しさ。
結婚式のあとに思い通りの写真を受け取るために、カメラマンと打ち合わせしておきたいポイントを紹介します。
■必ず撮ってほしいシーンやゲスト
結婚式のプログラムのなかで、自分がとくに思い入れのあるシーンは、写真を多めに残してもらいましょう。指輪交換やケーキ入刀など、大事に思うプログラムはひとそれぞれ。自分が大切に思うシーンの写真が多いと、後で見返したときに感動が大きいですよ。
ゲストについても、大切なゲストや一緒に写真を残したいゲストは事前に伝えておきましょう。
■会場装飾や小物、式場の風景
こだわって選んだ会場や小物などもきちんと写真に収めておくのがおすすめ。装花は結婚式後には残せませんし、ウェルカムボードも会場に並んでいる風景はその日だけのものです。
こういったものを写真に収めておけば、時間がたっても結婚式当日に目にした風景を思い出して、そのときの気持ちがよみがえります。
■ふたりの指定した表情やポーズ
「ここでこんなポーズをしたい」という希望があれば、どんどんカメラマンに伝えてOK。ふたりらしさが大切です。
とくに何も決めていないと、同じような表情の写真が多くなってしまいがち。「いろいろな表情を残したい」「笑顔を多く」「見つめ合うシーンを」という伝え方をすれば、カメラマンがリードしてくれますよ。
■写真の雰囲気やトーン
「とにかく笑顔の多い楽しい結婚式に」「落ち着いた大人の雰囲気の結婚式に」など、思い描くメージがあるはずですね。
同じシーンでも撮り方ひとつで全然違う見え方をするのが写真です。写真でも結婚式そのものの空気感を残せるように、どんな雰囲気の写真がほしいかイメージを話し合っておきましょう。
■結婚報告や年賀状用の写真
結婚式のあとに結婚報告や引っ越し、年賀状などで結婚式の写真を使いたいという人も多いですよね。
前もってわかっていれば、それに合わせて専用の写真を撮っておいてもらいましょう。年賀状用の写真ならお正月らしい小物と一緒に写るなど、アレンジを楽しめます。
一度きりの結婚式。その日の感情もそのまま思い出せるように、当日の自分の気持ちに近い写真を残したいですね。