夫婦の住まい事情 ~賃貸派? 持ち家派?それぞれのメリットとは

201505-4賃貸か持ち家か

夫婦となり、子どもができ、家族が増えれば、当然その分だけ居住スペースは広くなっていきます。

最初は賃貸で、そのうちマイホーム購入を考える、あるいは最初からマイホームを買う、あるいはずっと賃貸。さまざまな選択肢がありますよね。

 

賃貸・持ち家それぞれのメリットを見ていきたいと思います。これから結婚を控え、住まいを考え始めているみなさんの参考になれば幸いです。
 
 

■多数派~やっぱり最初は賃貸から

最初から持ち家(2世帯も含む)に比べ、圧倒的に賃貸からスタートするご夫婦が多いようです。結婚してすぐ、まだお互いの生活ペースがつかめないうちは、いきなり持ち家よりも賃貸の方が安心できるからなのでは。

それに、結婚してしばらくは夫婦2人。子どもが1人、2人と増えても、一人部屋を欲しがるのは、けっこう先の話。2DKや2LDK、あるいはリビングが広めな1LDKでも、暮らすには充分な広さだと思います。

 

暮らすということは、よほどの「断捨離精神」を持たない限り、物がどんどん増えていくということ。家族が増えれば、生活用品は一気に増えます。広くても、収納スペースがないと家中ごちゃっとしたり、手狭になってしまいます。逆に狭くても、収納スペースがしっかり確保されていれば、すっきり暮らせます。

 
賃貸物件を探す際は、広さ+収納スペースをしっかりチェックしたいですね。
 
 

■賃貸はいろいろな意味で気が楽!?

賃貸だと、家賃に加えて管理費や共益費などが取られ、なんだか損した気分……。でも、廊下や階段などの外まわりは業者さんが掃除してくれるし、水まわりなどの調子が悪ければ修繕してくれる。払うだけのメリットはあるのです。

 
その他、賃貸に住んでいて感じるメリットはどんなものがあるでしょう。
 
・住み心地が悪かったり、近隣トラブルなどの問題が出てきても、引っ越せば解決できる。

・結婚・出産・子どもの独立・親との同居など、さまざまな状況に合わせて住み替えがきく。

・手続きが簡単でローン審査もないし、住宅ローンに追われるプレッシャーがない。

・転職などで収入が落ちても、住み替えで対応できる。

 
なるほど、こう見ると賃貸は「割と気が楽で自由度の高い」住まいと言えるかもしれません。
 
 

■一度は考える「ゆくゆくは持ち家を……」

ご夫婦に「なんのために貯金してるの?」とうかがうと、たいてい「マイホームのため」という答えが。まさにあこがれの「わが家」ですね。

 
それが一軒家かマンションかは分かれますが、マイホームならば好きなようにちょこちょこDIYできるし、思い切ったリフォームだってできる。自分の好みに限りなく近い住まいにできちゃいますね。ほかのメリットは以下のようです。
 
・マイホームを手に入れたという満足感や永住できるという安心感が大きい。

・子どもの成長に合わせて間取りを変更したり、バリアフリーに改築したりできる。

・ローン返済が済んだら、家族の資産になる。

 
旦那さんは家を買ったことで「一家の大黒柱」という気持ちが芽生え、奥さんはガーデニングなど趣味が増えそうですね。

 

持ち家は賃貸と違ってメンテナンスも必要になってくるので、自分なりの「修繕積み立て」をしておくことをオススメします。
 
 

■家族のライフスタイルに合った住まいを

最初は賃貸からスタートして、貯金が貯まるまで、あるいは夫(共働きの場合は夫婦)の勤務地や子どもの学校などがある程度定まるまでなど、どっしり構えて暮らしが落ち着いてからマイホーム購入を考えるご夫婦が多いようです。

 
 
前述したように、夫婦が歳を重ねれば、ライフサイクルもライフスタイルも変わっていきます。どういう暮らしをしていきたいか、毎日帰りたくなる家はどんな感じかシミュレーションしつつ、経済面などの現実にも目を向けながら、楽しい住まい探しができますように。

 

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