写真:「ステンドグラスの美しさが人気の結婚式場ランキング群馬県1位」(ウエディングパーク調べ:2016年4月15日データ)のマリエール太田のステンドグラス
『ステンドグラス』と聞いて思い浮かぶのはなんですか?
ヨーロッパ? それとも、教会?
フランスの「サント・シャペル」や、スペインの「サグラダ・ファミリア」などは『ステンドグラス』が美しいことで有名ですね。
■『ステンドグラス』の歴史
『ステンドグラス』の歴史は9世紀に教会美術としてヨーロッパではじまりました。
当時のステンドグラス職人は囚人が多かったため、聖書のストーリーをステンドグラスで表現し、更生のために作らせていたとも言われています。ドイツの「ケルン大聖堂」には聖母マリアやイエス・キリストを描いたステンドグラスが飾られているんですよ。
ステンドグラス黄金期の11世紀を経て、12世紀のゴシック建築、ルネサンス時代には、ステンドグラスの絵付け技術やデザイン性はどんどん高まりました。
17世紀に幾何学模様のステンドグラスが流行りはじめたことで、一旦技術の衰えがみられましたが、19世紀以降には「ティファニーテクニック(立体造形+鉛テープではんだ付け)」という新たな技術も開発されて、再び脚光を浴びました。
現代では、住宅やさまざまな建築物のほか、インテリアや小物などにも使われています。
■『ステンドグラス』の美しさの秘密
一般的に、色ガラスを組み合わせて鉛でつないだものを『ステンドグラス』と呼びます。
ステンドグラスが美しいのは、ガラスを使っているから。光が透過したり、反射したりして、その美しさは刻々と変わっていきます。
また、ガラスの表面や内部の質感(ツヤツヤ・ザラザラ・凹凸)、ガラスの色調や濃淡によって、その美しさは複雑に絡み合い、人々を魅了しています。
さて、結婚式で人気の教会式(キリスト教式)。ブライダル総研のデータによると、2015年北関東(茨城・栃木・群馬)で実施した挙式形式を尋ねたところ、「キリスト教式(教会式)」が62%で最も高く、次いで「人前式」が24%、「神前式」が11%で続きました。
群馬県に限ってみても、「キリスト教式(教会式)」61.2%、「人前式」24.8%、「神前式」10.9%、「仏前式」0.8%と、教会式の人気はダントツですね!
「ゼクシィ 結婚トレンド調査2015 調べ」
せっかく教会式をあげるなら、美しい『ステンドグラス』の前で、永遠の愛を誓うのはいかがですか?