■結婚式にいかが? 欧米の素敵な慣習「ダーズンローズ」とは?
バラは愛の象徴とされ、昔から結婚式などでよく使われる花です。欧米では昔から「ダーズンローズ」という素敵な慣習があるそうです。
ダーズンローズ(dozen rose)は、1ダース(12本)のバラの花束のこと。恋人にダーズンローズを贈ることで幸せになれるといわれており、プロポーズや結婚式でよく使われるそうです。
12本のバラの花には、それぞれ意味があります。「感謝・誠実・幸福・信頼・希望・愛情・情熱・真実・尊敬・栄光・努力・永遠」を象徴していて、男性はダーズンローズに愛の誓いを込めて、愛する女性に贈ります。
贈られた女性は「貴方を受け入れます」という返事の代わりに花束から一輪を取り、男性の胸元に添えて応えます。
ダーズンローズは日本でもプロポーズに使われたり、結婚式の演出の1つとして増えてきているようですよ。
■ダーズンローズの結婚式演出
ダーズンローズを使った結婚式の入場演出の一例をご紹介します。
結婚式会場のテーブルごとにバラの花を用意しておきます。12テーブルあれば1本、テーブル数が少なければ1テーブルに2本でもいいと思います。
そして、結婚式の入場前に司会者にダーズンローズの説明をしてもらいます。この時、12本のバラにどんな意味があるか、説明しておくとゲストもわかりやすいと思います。
そして新郎は、入場しながら1本ずつバラを受け取っていきます。その際、両親には「愛情や幸福」恩師・上司には「尊敬や信頼」、友人には「情熱や努力」など、それぞれの意味にあったバラを渡してもらい、その言葉に合わせたエピソードなどを伝えていくとゲストの感動も強まるでしょう。
12本受け取り終わったら新郎はまとめて花束にし、新婦に愛の言葉と共に手渡します。
受け取った新婦は、12本の中で新郎に一番贈りたい言葉のバラを1本、新郎の胸に挿します。
さて、新婦が新郎にどんな言葉を選ぶのか……。結婚式の会場全体が盛り上がる楽しい演出ではないでしょうか?
結婚式の入場演出のほかにも、人前式の演出や公開プロポーズとして利用しても面白いですね。欧米の素敵な慣習「ダーズンローズ」、結婚式演出の一案としてご検討してみて
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