結婚報告を年賀状と兼用してもOK? 意外と知らない結婚報告のマナー

結婚の報告は年賀状でもOK?

■結婚報告は必要なの?

結婚報告は結婚式に参列してくれた方々へのお礼だけでなく、お世話になった方や親戚、友人・知人などに結婚したことを報告し、夫婦としてこれからもお願いしますという気持ちを伝える大切な習慣です。

結婚して名字が変わったり、住所が変わったりするわけですから、結婚したことをきちんと報告するのは大人のマナーですね。

最近ではハガキ以外にもメールやライン、SNSなど様々な通信・伝達手段がありますが、よほど親しい間柄でない限り、メールやライン、SNS等での報告は避けたほうがベター。直接会って伝えるか、ハガキでの報告がいいと思います。

 

■どんな内容を入れたらいいの?

最低限入れておきたい内容は……
・結婚したご報告
・相手の名前(名字の読み方も一緒にお知らせしましょう)
・住所が変わる場合は新住所
・ご挨拶(今後ともよろしく等)
これらの内容を盛り込んでハガキを作りましょう。

 

■結婚報告ハガキを年賀状と兼用しても大丈夫?

よく年賀状で「私たち結婚しました!」と報告するパターンがありますよね? 20代も後半になってくると、友人の年賀状の半分が「結婚報告」だったなんてことも……。

幸せそうな2人が写った年賀状を見ながら、新年早々ほっこりしたり、焦ったりするわけですが……(笑)

年賀状と結婚報告を兼ねるということは結構ありまして、とくに年賀状がマナー違反ということはありません。

 

結婚報告ハガキは、例えば1~3月に結婚式をした場合は4~6月というふうに、一般的に挙式後1~3カ月以内に出すものとなっています。ですから、10月~12月に結婚式をした場合は年賀状と兼用したり、7~9月に結婚式をした場合は暑中見舞いや残暑見舞いと兼用して出すことも多いのです。

一般的に報告は1~3カ月以内といわれていますが、時期が過ぎてしまったから出せないというものでもありません。今後のお付き合いにも影響しますので、いくら遅くなったとしても、結婚の報告はしておいた方がいいと思います。

 

日本に古くから習慣として根付いている年賀状や暑中見舞い、寒中見舞いなどの季節の挨拶をうまく利用して、結婚報告ハガキを出してみてはいかがでしょう。