一生に一度の結婚式。
新郎新婦はもちろん、ゲストの皆さんにも感動を与える式にしたいものです。
みんなが感動する結婚式・披露宴のポイントはなんといっても『演出』。
演出次第で結婚式・披露宴の感動度合いが決まってしまうといっても過言ではありません。
特に披露宴では、入退場からケーキカット、キャンドルサービス、余興に父母への手紙や花束贈呈などなど、演出のオンパレード。どんな演出をしたら、ゲストの皆さんが喜んでくれるのかと頭を悩ませる新郎新婦さんも多いかと思います。
■海外で人気の「ウェディングBOX」
「ウェディングBOX」は海外の披露宴でよく行う儀式。
海外では披露宴の前に用意するようですが、これを披露宴の演出として行うのはいかがでしょう。
ウエディングBOXは、デコレーションした木箱に二人のお気に入りのワインとワイングラス、お互いに対する想いを書いたラブレターを入れて、フタをしたもの。どんなものを入れるかゲストの人に見せながら入れていき、最後に二人でクギを打ってフタをするというのが主な流れです。
このウェディングBOXは、数十年後に二人で開けて、長年夫婦仲良くいられたことに感謝してワインでお祝いするそうです。タイムカプセル要素も入ったロマンティックな演出ですね。
手紙だけじゃなく、新郎新婦の思い出の品なども入れてみると、二人らしさがでる素敵な演出になるのではないでしょうか?
実はこれ、別名「ファイトBOX」と呼ばれ、将来『別れる』『別れない』といった深刻な夫婦の問題に直面したときに、二人で開けて披露宴の時の気持ちを思い出して考え直してみようというケンカ別れ防止の意味合いも含まれているとか……。
将来、「ウェディングBOX」のおかげで夫婦の危機を脱したなんてことがおきたら、「ウェディングBOX」も本望。まさに披露宴にうってつけの演出ですね。
結婚式披露宴というものはある程度、プログラムが決まっている面がありますが、その中で要所ごとに二人らしさを盛り込んだアレンジを加えて、二人のオリジナル感が出る演出を心掛けると、ゲストの皆さんの印象に残る素敵な式になると思います。
披露宴後にゲストの皆さんに「とってもいい披露宴だった」と感動してもらえるような演出をぜひ考えてみてくださいね。